事例検討会を開催しました
相談員育成の実務研修の受講生2名による、4例の事例発表を行い、参加者で意見交換をしました。
協会内の患者さん向けお金の無料相談会は30分という時間制限があるため、どこまでどのように伺い、アドバイスしていくのか…とても有意義な時間となりました。ご参加の皆さん、ありがとうございました。
参加者のご感想(一部)
「30分という短い時間で聞き取り、助言までもっていく大変さを知ることができました。」
「相続のアドバイスにあたり、余命にまで踏み込んでいくことのリスクを考えさせられた」
「最後に黒田さんがおっしゃったように、医療の知識があってもそれを発言に出さない、短い時間で相談者が知りたいことを的確に把握してアドバイスすることの大切さと難しさを学ばさせていただき、大変勉強になりました。」
「このような、ケースについての発表ではどういう知識が必要になるのか、なども前もって知っておけることや、どのような方々と一緒に学んでいくのかということもわかって、気持ちがひきしまります。また機会がありましたら、ぜひ参加したいと思います。」
「看護師からFPになられている方がけっこういらっしゃるのだと親近感を持つとともに、自分もできることをしていこう、と心強く感じました。」
医療従事者とFPが経済面の患者支援について話し合うこと
実は今回(第1期)の相談員実習生は偶然にも2人とも看護師経験を持つFPの方でした。医療知識があるからこその注意点についても運営側より伝えさせていただきました。
昨年4月に立ち上げて初めての事例検討会でした。患者さんの支援について医療者とFPが一緒に意見交換できる場ができて、やっとスタートライン、理事運営も感慨深いです。
今後もより良い相談支援のため、会員や研修生向けに勉強会や事例検討会を開催していく予定です。
経済面の患者支援にご興味のある医療従事者、FP、士業、保険担当者の方は、「がんとお金の基礎講座」をご受講いただければと思います。
医療費やお金のアンケートご協力のお願い
1~2分で終わる医療費やお金のアンケートです。
ご協力いただいた方には、患者家計サポート協会のイベントなどお知らせ情報をメールでお届けします。
【アンケートの目的】
①今後の更なるサポートの向上のため
②患者さん、ご家族の悩みの現状を多くの方に啓発し、過ごしやすい環境を作っていくため
③助成金や寄付により最小限のご負担でサポートをご利用できます。そのための申請や報告に実績として反映していくため
【ご安心ください】
個人は特定されないよう、データ化いたします。