【医療機関向け】経済面のスクリーニングへの取り組み

多くの病院でがん患者さんのスクリーニングを実施しているかと思いますが、経済面に関してもスクリーニング方法があるのをご存知でしょうか。

目に見えない経済面の不安感というのは、他者からはわかりにくく発見や対処(ケア)が遅れがちです。患者さんやご家族といった当事者も「これは不安なのか」「悩むほどのことなのか」と判断が難しいものになります。

難しいからこそ評価ツールの必要性は大きく、がんと診断された患者さんはかかりつけの医療機関で速やかに行い、結果によりがん相談支援センターなど相談員による公的制度の相談につながることで、かなり多くの方の不安感が軽減されるのではと感じています。

愛知県がんセンターの本多和典医師が翻訳された日本語版のCOST質問紙が代表的ですが、この質問紙に当協会が考案した家計面のチェックシートを追加したもの(本多医師に確認済)を、現在ご興味をお持ちのがん診療連携拠点病院など医療機関にてご利用いただいています。

現場の声を伺いながら、より良いものを作っていけたらと考えております。

医療機関やクリニック、施設などで取り入れてみたいというご興味をお持ちの方は、オンラインで説明を行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

ケアの一環での取り組みですので、無償でチェックシートのご提供と使い方や注意点に関するオンラインのご説明をさせていただいております。

医療費やお金のアンケートご協力のお願い

【患者さん・ご家族対象】
1~2分で終わる医療費やお金のアンケートです。
ご協力いただいた方には、患者家計サポート協会のイベントなどお知らせ情報をメールでお届けします。

【アンケートの目的】
①今後の更なるサポートの向上のため
②患者さん、ご家族の悩みの現状を多くの方に啓発し、過ごしやすい環境を作っていくため
③助成金や寄付により最小限のご負担でサポートをご利用できます。そのための申請や報告に実績として反映していくため

【ご安心ください】
個人は特定されないよう、データ化いたします。