【厚労省発表資料】高額療養費の年間上限の新設で注意したいこと
患者さんの医療費に関係する高額療養費に関しての情報です。
予算案が現在審議中です。(4/7予算案が成立し、制度見直しが進められています。)
将来にわたり制度を維持するため、医療費の伸びや所得に応じて月単位の自己負担額は全体的に引き上げられますが、新たに年単位の上限額(年間上限)を設けるという案の情報が、厚生労働省より発表されています。(「現在検討している医療保険制度改革についての考え方」(厚生労働省))
「月ごとの自己負担額が積み上がっても、年間の上限額に達した後は、それ以上の医療費の支払いは不要となります。」と記載ありますが、償還払い(一旦窓口で払い、加入の健康保険に申請して戻ってくる)が予定されています。
戻ってくるとはいえ一旦は支払うことになりますので、治療開始時に医療費の支払いの見通しを立てておけると安心して治療に臨めるかと思います。(4/7追記 償還払いについては、厚生労働省は早ければ27年にも、年間上限を超えた時点でそれ以降の支払いが不要になるシステム整備を各保険者に促すとの情報あり)
- 年齢・加入の健康保険の種類・収入
- 治療スケジュール、今までの治療経過
- 高額療養費以外に利用できる制度の有無
- 家族構成、元々の家計負担状況
このような情報が整理できると見通しも立てやすくなります。
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執筆者 黒田ちはる(患者家計アドバイザー®、CFP®)
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