がん治療のお金で不安になる3つの時期

患者家計サポート協会では、予約制でがん患者さんやご家族からの制度やお金の不安に対し、オンラインサポートを行っています。

今までサポートを受けられた患者さんやご家族の状況を振り返り、がん治療のお金で特に不安が大きくなる時期3つをご説明します。

これからサポートを受けようかなとお考えの方は、ぜひご参考にしてみてくださいね。

①治療開始から3ヶ月の間

①の治療開始3ヶ月というのは、検査や様々な治療を行うことが多く、見通しが立ちにくい傾向にあります。

また、高額療養費の多数回に該当(直近12か月で4回目から人により半減するというしくみ)しない期間でありながら、傷病手当金の申請や審査が終わっていない時期です。

そして健康保険料や年金保険料は変わらずかかるので、「出ていくお金は多いのに、入ってくるお金が少ない」といった多くの患者さんから大変だという声を伺います。

②治療開始から1年経過する頃

②の1年経過する頃は、休職中であれば休職期間が終了となり、復職や退職といった働き方を再度考える方が多い傾向にあります。

また、傷病手当金の受給の終わりが見えてくる時期でもあり、今後の収入に不安を抱く方が増えます。

そして今までの蓄えやがん保険の給付金なども減っている場合は、さらに不安を募らせていることがあります。

再発、転移が見つかった時期

③再発・転移が見つかった時期というのは、今後の治療が長くなったらどうしよう?という先々の不安を抱えている方が多いです。

また、初発のがん治療の時に傷病手当金やがん保険の給付金を利用したので、今後どうしたら良いか?といった、初発のがんの時とは違う不安を抱えている方が多いです。

どこから手を付けたら良いかわからないという方へ

今回は、今までのサポート利用者を振り返り、特にお金の不安が強くなる時期を3つご紹介しました。

他にも、お子さんの進学費用など、予定していた人生のイベントの時期も関係してきますので、お金の不安というのは時期も内容も人それぞれです。

もしも「私も当てはまるけれど、どこから手を付けたら良いかわからない」という場合には、一人ではなく専門の相談員と情報を整理するところから始めてみましょう。

病院の相談窓口(がん相談支援センターなど)では、制度の情報を教えてもらえますので、まずはかかりつけの病院で制度について確認されることをお勧めします。

患者家計サポート協会でも、もちろん利用できそうな制度(高額療養費や傷病手当金や障害年金など)のお話もできますが、制度で得られる金額から、医療費を支払い、生活を維持していくための日々のお金のやりくりの情報にも焦点を充ててお話をしています。

制度&お金確認サポートはオンラインですので、スマホやパソコンがあれば全国どこからでも受けられます。

専門の患者支援のFPが担当いたします。

今まで利用された方の感想やサポートの詳細はこちらよりご覧ください。

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